『Pルパン三世14』などパチンコ6型式、パチスロ5型式が検定通過
高知県公安委員会は6月17日付で、遊技機の型式検定に関する告示を発出し、『Pルパン三世14』などパチンコ6型式、パチスロ5型式の計11型式が新たに検定を通過した。 注目機種としては、長寿シリーズの最新作となる『Pルパン三世14』のほか、ハリウッド版「ゴジラ」をモチーフとした『e GODZILLA』や
2025-06-17
パチンコ・パチスロ業界ニュース
2025/01/22
人手不足やコスト高騰が進むなか、昔ながらの手作業頼みの業務は競争力低下を招く。そこで注目されるのが業務の自動化だ。㈱マルハン東日本カンパニーの取組みから、ホール企業が今後育むべき「デジタル人材」の必要性を探る。
ホール業界は、人手不足によるオペレーション維持の難しさやコスト構造の見直しなど、大きな転換期に立たされている。従来型の手作業中心の業務では、もはや他社との差別化や迅速な意思決定が難しくなりつつある。
中でも、報告書や帳票の作成、在庫・発注管理、マーケティング情報の収集など、バックオフィス業務は後回しになりがちだ。しかし、これらを自動化・省力化すれば、スタッフは本来の業務に集中でき、経営陣は即断即決できる。業務自動化は、ホール企業が厳しい競争を勝ち抜くための有力な手段といえる。
こうした動きの中で注目されるのが、マルハン東日本カンパニーの取組みだ。同社は長年の手作業中心の業務を見直し、2023年4月、営業支援部内に「自動化チーム」を立ち上げた。石田雅宏デジタルエンジニアは「各店舗でバラバラに行っていた業務を集約し、自動化することで、年間合計6万3000時間もの店舗内の作業削減を実現しました」と成果を語る。
自動化の代表例は、各店舗が毎日行っていた「売上・利益・稼働状況」などの営業レポート作成だ。以前は、店舗スタッフがホールコンピュータから出力したデータをExcelに手入力し報告。上司からの細かい注文でファイルが肥大化するなどの問題もあり、最終的に「重くて誰も開かない」状態が当たり前になっていたと、営業支援部の金丸直樹部長(自動化チームリーダー)は振り返る。
現在はPythonをはじめとするプログラミング言語の活用で、レポート作成を自動化。必要な情報はシステム内のダッシュボードに集約し、店舗ごとの状況を一目で把握できる。さらに、店長向け、経営陣向けといった役職ごとのニーズに合わせてレポートを自動生成・配信する仕組みが整い、手作業は一切不要となった(中村聖司デジタルプロモーションディレクター談)。
同社は、在庫管理や物流の発注処理でも自動化を進めている。これまでは電話やメールでの依頼をExcelに転記し、部門間で異なる様式を照合・修正する手間がかかっていたが、自動化ツールにより一度の入力で全関係者へ即時共有が可能に。人的ミスが激減し、作業負担も劇的に軽減できた。和氣武治デジタルコーディネーターは「工数削減だけでなく正確性が増しました。遊技機に関する書類の内容が1つでも間違えていれば、設置の検査が通らない可能性もあります。営業ロスにも繋がる課題を解決できたことは大きい」と話す。
また、マーケティング情報の収集・分析も一元管理を実現。これまでは店舗ごとに独自で行っていたWEB上での業界動向・競合情報の収集が標準化された方法で自動化され、営業計画の精度やスピードが飛躍的に向上している。 同社は今後、生成AIの導入も進めていく。例えば顧客の声やSNS上のコメントを解析し、顧客満足度向上に向けた仕組みを検討中だ。
こうした自動化・デジタル化を持続的に進めるには、ホール特有の業務を理解し、ツールを自在に扱える「デジタル人材」の育成が欠かせない。しかし、一般的なプログラミング学習だけでは、ホール業務への応用は難しい。
そこで有力な選択肢になるのが、㈱ENTERの「業務自動化研修」だ。業界知識を持つ専門家や、マルハン東日本カンパニーで実績を出したメンバーが講師を務めるため、プログラミング未経験者でもPythonツールの開発・運用スキルを習得できる。これによって、現場社員が自ら自動化や改善に取り組める体制づくりが可能になる。
デジタル人材の育成と自動化ツールの導入が進めば、ホール企業は業務効率化を背景に、「攻め」の経営へと舵を切れるだろう。
株式会社ENTER
03-5221-2032
https://enter-training.com/
Copyright © 2025グリーンべると(パチンコ・パチスロ業界メディア)All Rights Reserved.
『Pルパン三世14』などパチンコ6型式、パチスロ5型式が検定通過
高知県公安委員会は6月17日付で、遊技機の型式検定に関する告示を発出し、『Pルパン三世14』などパチンコ6型式、パチスロ5型式の計11型式が新たに検定を通過した。 注目機種としては、長寿シリーズの最新作となる『Pルパン三世14』のほか、ハリウッド版「ゴジラ」をモチーフとした『e GODZILLA』や
2025-06-17
サミー『スマスロ 東京リベンジャーズ』が型式試験に適合
サミーは6月24日、同社が開発した新機種『スマスロ 東京リベンジャーズ』が、一般財団法人保安通信協会(保通協)の型式試験に適合したと発表した。 同機は、累計発行部数8,000万部を超える人気漫画『東京卍リベンジャーズ』(講談社)をモチーフにしたパチスロ機。既にパチンコ版『P東京リベンジャーズ』が発
2025-06-25
マルハン、売上高1兆4,808億円で増収 純利益は16.2%減の118億円
マルハンは6月20日、2025年3月期の連結決算を発表した。売上高は1兆4,808億円(前年比3.2%増)となり、2期連続での増収を達成した。一方で、営業利益は179億円(同9.1%減)、経常利益は222億円(同23.2%減)、純利益は118億円(同16.2%減)と減益となった。 同社は引き続き堅
2025-06-25
【パチンコ新台】継続率約95%のLTが遊パチ『CYBORG009』で楽しめる!
ニューギンはこのほど、パチンコ新台『CYBORG009 RULE OF SACRIFICE LT99ver.』を発表。ホール導入は7月を予定している。 本機は、ラッキートリガー(LT)を搭載したシリーズ機『CYBORG009 RULE OF SACRIFICE VS SCARL BODY EDITI
2025-06-16
アニメファン向けの特設サイト「サミ推し」公開 第1弾は『東京リベンジャーズ』を特集
サミーは6月20日、アニメファンに向けて遊技機の魅力を発信する特設WEBサイト「サミ推し」を公開した。昨今、アニメを題材とした遊技機が数多く登場する中で、同社は遊技機への関心を持つアニメファンに向けた情報発信の場として、同サイトを新設。初心者ユーザーがエンタメとして遊技機に親しむきっかけを提供する狙
2025-06-24