『Pルパン三世14』などパチンコ6型式、パチスロ5型式が検定通過
高知県公安委員会は6月17日付で、遊技機の型式検定に関する告示を発出し、『Pルパン三世14』などパチンコ6型式、パチスロ5型式の計11型式が新たに検定を通過した。 注目機種としては、長寿シリーズの最新作となる『Pルパン三世14』のほか、ハリウッド版「ゴジラ」をモチーフとした『e GODZILLA』や
2025-06-17
パチンコ・パチスロ業界ニュース
2025/02/27
矢野経済研究所は2月27日、全国のパチンコホール経営企業1,688社(2024年12月時点)の中から企業規模を考慮して選定した110社の決算情報をもとに、2021年度から2023年度までの売上・利益動向を分析したレポートを発刊した。
調査対象のホール企業における2023年度の売上高平均は184億1,000万円となり、前年度比7.1%増となった。この増加には、2022年11月に導入されたスマートパチスロ(スマスロ)の営業実績が影響しているとみられる。2023年度にはスマスロの本格的な導入が進み、パチスロ部門の売上が回復したことが全体の売上増加に寄与した。
一方で、パチンコ部門は依然として厳しい状況にあり、パチスロ部門への投資を強化するホール経営企業が増えている。
売上高は増加したものの、2023年度の売上原価の構成比は85.9%と前年度と同水準を維持している。近年、売上原価は85%以上の水準が続いており、大幅な原価率の低下は見られない状況となっている。
売上原価の構成比が前年と同じだったため、売上総利益の構成比も14.1%と変化はなかった。しかし、売上高の増加に伴い、売上総利益の絶対額は7.0%増加した。
販売管理費については前年度比1.3%増となったが、売上高の伸びにより構成比は13.2%と、前年度から0.8ポイント低下した。ただし、2019年度の調査(集計対象は異なる)では12.5%であり、依然として高水準と見られる。
営業利益は大幅に増加したが、構成比は0.8%にとどまり、1%を下回る状況が続いている。高い原価率や販売管理費の負担が収益を圧迫していることが、業績の改善を阻む要因となっている。
こうした状況を受け、ホール経営企業はパチスロ部門への投資を強化し、売上確保を目指す動きが続いている。一方で、売上原価が長年85%以上の水準を維持していることから、コスト管理の強化も求められる。今後は、パチスロ部門の成長を維持しつつ、パチンコ部門とのバランスをどのように取るかが経営の課題となりそうだ。
今回の調査は2024年9月から2025年1月にかけて実施され、本レポートは2025年1月29日に発刊された。2021年度から2023年度にかけての業績推移を分析すると、パチスロ部門の回復が確認される一方で、営業利益率の低迷が続いていることが明らかとなった。今後は、スマスロの影響がどのように推移し、収益構造の変化につながるのかが注目される。
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『Pルパン三世14』などパチンコ6型式、パチスロ5型式が検定通過
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