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大遊協が総代会、平川容志理事長が再任

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2025/07/01

平川理事長

大遊協は6月27日、大阪市中央区のシェラトン都ホテル大阪で第65期通常総代会を開催し、任期満了に伴う役員改選では平川容志理事長が再任した。

開会に先立ち、あいさつに立った来賓の大阪府警察本部生活安全部の多久竜一部長は、業界への要望として、パチンコののめり込み依存防止対策の推進を挙げた。その中で「オンラインカジノが大きな社会問題となっている。対策として6月には改正ギャンブル依存症対策基本法が成立した。大阪は2030年にIRの開業が予定され、ギャンブル依存症やのめり込み等の問題について、特に関心が高くなっている。依存症対策の取り組みとして自己申告・家族申告プログラムに関して継続的に取り組むと共に社会変化に伴うブラッシュアップをお願いする」と要請した。

これを受けて平川容志理事長は大遊協の取り組みとして、「全ての組合員ホールにおいて、自己申告・家族申告プログラムを導入すると共に、パチンコ・パチスロアドバイザーを配置して相談体制の強化を図っている。また、リカバリーサポートネットワークのeラーニングでホールスタッフ向けの依存症対策基礎講座を推奨している。引き続き、真摯に取り組んでいく」と応じた。

役員改選で再任した平川理事長は就任のあいさつで「依然として厳しい経営環境が続いているが、ホール営業の根幹は身近で手軽な娯楽の場を提供し、楽しい時間を過ごす地域の憩いの場にすることを再認識して欲しい」と呼び掛けた。また、定款の一部変更では組合員数の減少に伴い、総代の定数が48名から47名に変更された。

さらに当日は、大阪市環境局井原優子局長から大遊協に対して感謝状が贈呈された。大阪市では、環境美化対策として今年1月27日から市内全域が路上喫煙禁止になったが、喫煙所不足を補うために大阪市が指定する喫煙所制度に対して、市内80ホールが、130カ所の喫煙スペースを一般開放していることによるもの。

大阪府警察本部
生活安全部
多久竜一部長

大阪市から感謝状が贈られた。

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