RSN 1月相談数231件
ぱちんこ依存問題相談機関の認定特定NPO法人「リカバリーサポート・ネットワーク」(RSN)は、機関紙さくら通信2月22日(第178)号で1月の相談数は231件(支援室28件含む)と発表。日中(10時〜16時)119件(支援室19件含む)、夜間(16時〜22時)112件(同9件含む)。1月期の年比較で
2022-02-28
パチンコ・パチスロ業界ニュース
2019/07/04
認定NPO法人ワンデーポートは6月30日、大阪大学豊中キャンパス(大阪府豊中市)において「ギャンブル等依存問題セミナーin大阪〜パチンコ・パチスロに依存する人多様な背景と支援について」を開催した。ワンデーポートは、2000年からギャンブル等の問題に悩む人の回復支援施設(神奈川県横浜市)を運営する活動を通じ、その知見を重ねており、依存問題についての啓蒙・啓発にも積極的に取り組んでいる。今回は、全日本社会貢献団体機構の支援、大阪大学大学院文学研究科・大阪大学文学研究科臨床哲学・倫理学研究室等の共催により、自治体挙げてIR誘致に取り組む大阪地区での開催が実現した。
セミナーには、依存問題に悩む当事者、当事者の家族、そして支援に携わる援助者、学生・研究者、依存問題に関心のある人、そしてパチンコ事業者等61名が参加した。午前の部では、まず主催者を代表して中村努施設長(ワンデーポート)が、IR法により大きな関心を集める事になり、法制化された「ギャンブル等依存症」について、再認識しなければならないと開催意義を述べた。最初に小西真理子講師(大阪大学大学院文学研究科講師)が「共依存の考え方」と題して基調講演。その後、午後からパネラーを務める朝倉新氏(新泉こころのクリニック院長)、稲村厚氏(司法書士・ワンデーポート理事長)、高澤和彦氏(精神保健福祉士・浦和まはろ相談室代表)、丈幻氏(パチンコ研究家)、中村氏、小西氏の6名が自己紹介と問題意識を述べ合った。
午後からは、「個別性に基づいた本人支援について」「個別性に基づいた家族支援について」の2テーマについてディスカッションやワークショップを行い、依存問題との向き合い方、考え方について共有した。
【セミナー終了後の各パネラーの感想】
■「私自身、2000年から現在においても、依存に対する考え方やとらえ方が目まぐるしく変わっているので、今の依存問題についてお知らせできる機会として大阪開催が実現できた。特に今回は、共依存の考え方が間違ってとらえられていると思うので、今回のテーマとした」(中村氏)。
■「これまでにもワンデーポートの方々と勉強会を行ってきた。しかし、パチンコと共依存というテーマで開くセミナーは初めて。今日のワークショップで感じたのは、家族の方が本人の借金を肩代わりしたりする事(共依存)について、家族もまた周りから責められているケースがある。そうした現実がもう少し違う支援につながればと思いました」(小西氏)。
■「私自身も共依存について考えを整理する事ができた」(高澤氏)。
■「色々な立場の方々が熱心に参加していただいた。個別性が大事なのですが、世間一般は、依存は病気というような安易な見方に落ち着けようとする。面倒くさいが、依存の問題の本当の事を伝えていかなければいけない」(丈幻氏)。
■「依存症の臨床というのは、考え方が硬直しやすい傾向を心配している。依存症の診療・治療・関わり方は、本来人それぞれに違っているので、難しいと思われるが、安心材料があれば扱いやすく、こんなモノという通り一遍になりやすいのかもしれない。こうした硬直した考え方を柔らかくしていこうというのが、今回のセミナーの目的だと思います」(朝倉氏)。
■「家族支援のワークショップを担当したが、需要を感じた。ワンデーポートは神奈川を中心とした活動ですが、関西方面からの相談にも対応できるようになればと思った。行政からも熱心な方の参加をいただき、こうした担当者をサポートできる支援にもつなげていければと思いました。国が色々言っても現場ではしっかり対応できるようになると、私達も励まされた気持ち」(稲村氏)。
ワンデーポートでは、令和元年度は長野、名古屋でのセミナー開催を予定しているという。
左から中村氏、高澤氏、丈幻氏、小西氏、朝倉氏、稲村氏
RSN 1月相談数231件
ぱちんこ依存問題相談機関の認定特定NPO法人「リカバリーサポート・ネットワーク」(RSN)は、機関紙さくら通信2月22日(第178)号で1月の相談数は231件(支援室28件含む)と発表。日中(10時〜16時)119件(支援室19件含む)、夜間(16時〜22時)112件(同9件含む)。1月期の年比較で
2022-02-28
RSN 4月相談数295件
ぱちんこ依存問題相談機関の認定特定NPO法人「リカバリーサポート・ネットワーク」(RSN)は、機関紙さくら通信5月24日(第169)号で4月の相談数は295件(支援室43件含む)と発表。日中(10時〜16時)155件(支援室27件含む)、夜間(16時〜22時)140件(同16件含む)。4月期の年比較
2021-05-28
【総会】MIRAI 代表理事を東野昌一氏に一本化
一般社団法人MIRAIぱちんこ産業連盟(東野昌一代表理事・加藤英則代表理事)は5月19日、神奈川県の小田原駅に直結するミナカ小田原コンベンションホールCにおいて第2期定時社員総会を開催した。総会は、オンラインを併用した参加となり、設立から約半年、東野新代表(写真)に一本化し、MIRAIの本格的な船出
2021-05-20
PAA ギャンブル等依存症問題勉強会(会員向け)開催
一般社団法人ぱちんこ広告協議会(大島克俊理事長)は5月18日、オンラインを併用した「ギャンブル等依存症問題に対するパチンコホール事業者の実際の取り組みについて」をテーマとした「ギャンブル等依存症問題勉強会」を開催した。講師は、認定NPO法人リカバリーサポート・ネットワーク(RSN)の西村直之代表理事
2021-05-20
RSN 3月相談数379件
ぱちんこ依存問題相談機関の認定特定NPO法人「リカバリーサポート・ネットワーク」(RSN)は、機関紙さくら通信4月23日(第168)号で3月の相談数は379件(支援室43件含む)と発表。日中(10時〜16時)216件(支援室28件含む)、夜間(16時〜22時)163件(同15件含む)。3月期の年比較
2021-05-04
マルハン、売上高1兆4,808億円で増収 純利益は16.2%減の118億円
マルハンは6月20日、2025年3月期の連結決算を発表した。売上高は1兆4,808億円(前年比3.2%増)となり、2期連続での増収を達成した。一方で、営業利益は179億円(同9.1%減)、経常利益は222億円(同23.2%減)、純利益は118億円(同16.2%減)と減益となった。 同社は引き続き堅
2025-06-25
サミー『スマスロ 東京リベンジャーズ』が型式試験に適合
サミーは6月24日、同社が開発した新機種『スマスロ 東京リベンジャーズ』が、一般財団法人保安通信協会(保通協)の型式試験に適合したと発表した。 同機は、累計発行部数8,000万部を超える人気漫画『東京卍リベンジャーズ』(講談社)をモチーフにしたパチスロ機。既にパチンコ版『P東京リベンジャーズ』が発
2025-06-25
アニメファン向けの特設サイト「サミ推し」公開 第1弾は『東京リベンジャーズ』を特集
サミーは6月20日、アニメファンに向けて遊技機の魅力を発信する特設WEBサイト「サミ推し」を公開した。昨今、アニメを題材とした遊技機が数多く登場する中で、同社は遊技機への関心を持つアニメファンに向けた情報発信の場として、同サイトを新設。初心者ユーザーがエンタメとして遊技機に親しむきっかけを提供する狙
2025-06-24
『Pルパン三世14』などパチンコ6型式、パチスロ5型式が検定通過
高知県公安委員会は6月17日付で、遊技機の型式検定に関する告示を発出し、『Pルパン三世14』などパチンコ6型式、パチスロ5型式の計11型式が新たに検定を通過した。 注目機種としては、長寿シリーズの最新作となる『Pルパン三世14』のほか、ハリウッド版「ゴジラ」をモチーフとした『e GODZILLA』や
2025-06-17
「海物語」描き下ろしアクリルスタンドとタオルハンカチの新商品を発売
三洋販売は6月27日、オフィシャルグッズストア「SANYO-MART」にて、人気シリーズ「海物語」の新商品を発売した。今回登場したのは、キャラクターたちの魅力を存分に引き出したアクリルスタンドと、ダイカット仕様のタオルハンカチセット。 アクリルスタンドは、マリン・ワリン・ウリンの3キャラクターが20
2025-06-27