パチンコホール企業が過去10年で半減 長期的な淘汰の流れ続く【音声解説あり】
帝国データバンクはこのほど、「パチンコホール経営法人の実態調査(2024年)」を公表した。これによると、2024年時点でのパチンコホール企業(同社のデータベースに登録のあるホール企業数)は1,201社となり、前年比10.1%減の135社減少。2015年比では実に54.1%減となるなど、長期的な淘汰の
2025-06-13
パチンコ・パチスロ業界ニュース
2025/04/30
左から清龍ゲームジャパンの韓哲秀代表取締役、岡崎産業の十河範明事業本部長(ビート代表取締役)、伊藤貞行営業本部長(チャレンジ代表取締役)
岡崎産業は4月25日、東京湾を航行するクルージング船「シンフォニークラシカ号」で、創業75周年記念式典およびパチスロ新台『LBトリプルクラウン』発表会を開催した。業界関係者およびプレス向けに行われた本イベントでは、同社の新たな事業方針と、今後の市場戦略が明らかにされた。
冒頭、岡崎産業の十河範明事業本部長(ビート代表取締役) は、「原点回帰」をコンセプトに掲げ、市場縮小が続く中でも、かつて遊技を楽しんでいた「スリープ層」への再アプローチの重要性を強調。「尚球社プロジェクト」として、これまでの伝統を受け継ぎながらも、現代技術を取り入れた製品開発に本格的に取り組む方針を表明した。新たな挑戦の第一弾として、『LBトリプルクラウン』を披露した。
同プロジェクトにあたり、岡崎産業は清瀧ゲームジャパンと業務提携を締結。提携の理由について、岡崎産業側は「トリプルクラウンシリーズが長年沖縄限定で愛されてきた経緯を尊重しつつ、全国展開に向けて開発力と製造力を強化するため」と説明。一方、清瀧ゲームジャパン側は「ブランドの原点を守りながら、より幅広いファン層への訴求を図るため」としている。
業務提携の内容としては、本土市場向け『LBトリプルクラウン』の開発・製造・販売は岡崎産業が担当し、沖縄市場向けのシリーズ展開は清瀧ゲームジャパンが引き続き担当する。両社がそれぞれの強みを生かしながら、ブランド価値の最大化を図る体制を取る。
本機は、スマスロ用の新筐体「ネオトラッド」を採用。往年のデザインを継承しながら、LED演出により高揚感を高める仕様となっている。スペック面では、ボーナス合算確率1/165.9(設定1)〜1/129.8(設定6)、出玉率は97.9%(同)〜111.1%(同)。平均312枚獲得可能なビッグボーナス(※平均獲得枚数は初回ビッグボーナス195枚+BTの平均値)と、最大104枚のレギュラーボーナスを搭載し、ハイスピードでの初当たり感と5号機時代を彷彿とさせる高い出玉性能を実現。単純明快なゲーム性と、時間効率を重視した設計により、幅広い層への訴求を図る。
「トリプルクラウン」シリーズの魅力について、清瀧ゲームジャパンの韓哲秀代表取締役は「余計なものを省いたシンプルさにある。何も考えずにレバーを叩き、バットのランプが光るか光らないか、その瞬間に訪れるドラマこそが、本機の核だ。私たちは20年以上、この価値を守り続けてきた。今回のパートナーシップにより、このシンプルで奥深い遊技体験を、全国のお客様にも届けられることを大変嬉しく思う。岡崎産業様と力を合わせ、原点を守りながら新たな挑戦に臨む」と語った。
また、当日は特別ゲストとして、元西武ライオンズの選手・監督である伊東勤氏が登壇。現役時代のパチスロエピソードや、プロ野球界の三冠王候補について語るなど、会場を大いに盛り上げた。
プレス会では参考出品機種も展示。
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パチンコホール企業が過去10年で半減 長期的な淘汰の流れ続く【音声解説あり】
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2025-06-13
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2025-06-11
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2025-06-11