パチンコホール企業が過去10年で半減 長期的な淘汰の流れ続く【音声解説あり】
帝国データバンクはこのほど、「パチンコホール経営法人の実態調査(2024年)」を公表した。これによると、2024年時点でのパチンコホール企業(同社のデータベースに登録のあるホール企業数)は1,201社となり、前年比10.1%減の135社減少。2015年比では実に54.1%減となるなど、長期的な淘汰の
2025-06-13
パチンコ・パチスロ業界ニュース
2025/05/20
島設置時のPSの高さを共通化し、ビス止め不要の台固定装置を内蔵。P⇔S切替時に工事不要となる革新的製品が大都販売からリリースされる。
スマート遊技機の波が、一気に島設備の常識を変えようとしている。ユニットや配線構造を共通化した結果、P⇔Sの切替は「PS互換島」の進化により大幅に簡素化した。ただし、ホール現場に目を向ければ“本質的な課題”はまだ残る。P⇔S切替のたびに必要となる椅子のセットバック工事、月に何度も発生する台入替時の傾斜調整やビス打ちなど、スマート遊技機化の恩恵が、日常業務まで行き届いていないのが実情だ。
この現実を打破すべく、大都販売㈱が挑んだのは島設備そのものの再定義である。「パチンコ規格の島からパチスロ規格の島へ切り替えるのが当たり前」という固定観念を打ち破り、PS設置時の遊技機の高さと構造を共通化。さらに島自体に“台固定装置”を組み込み、入替作業も「遊技機を置き、専用工具を回すだけ」のワンアクションに簡略化した。それが、PS完全共通島『SMART楽の介』だ。
シンプルな外観とは対照的に、同製品の内部には現場の声を徹底的に反映した設計思想が詰まっている。
最大の特徴は、P⇔S切替時に「工事を一切する必要がない」点だ。従来の島構造では何らかの工事が必要になる上、パチスロ機の下にプレイヤーの膝が入らないため、固定する椅子を後方に移動(セットバック)する必要があった。しかし、パチスロ機でも膝が入る高さを確保した同製品では、椅子のセットバックが不要となったほか、パチスロの場合、従来よりも前方に椅子を配置できるため、島間のスペースが広くなってゆったりとした遊技空間が生まれる。
さらに注目すべきは、業界初となるパチンコ・パチスロ双方に対応する「台固定装置」を島自体に内蔵している点だ。
従来であれば、遊技機の設置時にビス止めが必要なため、特に多台数の入替では、専門業者を手配する必要があった。一方、同製品では共通の金具と、専用工具による簡易な固定作業のみで対応できる構造を採用し、ビス止めは一切不要。スタッフのみで作業が可能となり、プロ並みの仕上がりを実現できる。釘やビスによる島へのダメージもなくなり、メンテナンスコストの低減につながる点も見逃せない。
また、同社P島で好評の“足元ゆったり空間”を、S島でも再現。より開放感を高め、プレイヤー満足度の向上に期待できそうだ。既存の問題点を解消し、営業戦略にさらなる柔軟性をもたらす意味でも、『SMART楽の介』はホール経営の強力な選択肢となるだろう。
大都販売
TEL.03-5688-2111(代)
http://www.daito.co.jp/hanbai/
Copyright © 2025グリーンべると(パチンコ・パチスロ業界メディア)All Rights Reserved.
パチンコホール企業が過去10年で半減 長期的な淘汰の流れ続く【音声解説あり】
帝国データバンクはこのほど、「パチンコホール経営法人の実態調査(2024年)」を公表した。これによると、2024年時点でのパチンコホール企業(同社のデータベースに登録のあるホール企業数)は1,201社となり、前年比10.1%減の135社減少。2015年比では実に54.1%減となるなど、長期的な淘汰の
2025-06-13
パチンコホール運営のダイエー(石川)が負債約3億円で特別清算|最盛期に年商40億円も
民間信用調査機関の帝国データバンク金沢支店によると、石川県、富山県などでホール運営をしていたダイエー(石川県河北郡津幡町横浜、登記上の本店は東京都千代田区丸の内1丁目、浅野哲洋代表清算人)が5月26日に東京地裁より特別清算開始命令を受けた。 1951(昭和26)年設立。石川県内の津幡町やかほく市、
2025-06-13
『Pルパン三世14』などパチンコ6型式、パチスロ5型式が検定通過
高知県公安委員会は6月17日付で、遊技機の型式検定に関する告示を発出し、『Pルパン三世14』などパチンコ6型式、パチスロ5型式の計11型式が新たに検定を通過した。 注目機種としては、長寿シリーズの最新作となる『Pルパン三世14』のほか、ハリウッド版「ゴジラ」をモチーフとした『e GODZILLA』や
2025-06-17
伝説の名機「獣王」が“ミニスロ”で復活 家庭で楽しめる復刻プロジェクト始動
4号機時代に一世を風靡したパチスロ機「獣王」が、復刻モデル『ミニスロシリーズ第1弾「ミニスロ獣王」』として再び姿を現す。サミーの名機をベースに、約5分の1サイズで忠実に再現した本モデルは、家庭でも本格的なパチスロ体験が楽しめる点が特徴だ。 「ミニスロ獣王」は、2000年に登場したオリジナル機の演出や
2025-06-11
マルハン、五感を刺激する“脳汁横丁”を秋葉原で開催へ 次世代ファンに向けたフードフェス展開
マルハン東日本カンパニーは、7月4日から6日の3日間にわたり、“イキすぎた愛と混沌のフードフェス”『脳汁横丁』を東京・秋葉原のベルサール秋葉原で開催する。 イベントは、Z世代を中心とした次世代ファンの獲得・育成を目的とした「ヲトナ基地プロジェクト」の第4弾として企画。今回は、「脳涼祭」をテーマに、音
2025-06-11