パチンコホール企業が過去10年で半減 長期的な淘汰の流れ続く【音声解説あり】
帝国データバンクはこのほど、「パチンコホール経営法人の実態調査(2024年)」を公表した。これによると、2024年時点でのパチンコホール企業(同社のデータベースに登録のあるホール企業数)は1,201社となり、前年比10.1%減の135社減少。2015年比では実に54.1%減となるなど、長期的な淘汰の
2025-06-13
パチンコ・パチスロ業界ニュース
2025/05/22
展示会・セミナーにはホール経営者・幹部ら約500名が来場した。
ダイコク電機は5月16日、名古屋東急ホテルで「新製品発表会×DK-SISセミナー」を開催した。展示会では、ホール営業の未来を拓く新製品・新サービスとして、データランプ『BiGMO XCEL』、シームレスセルフPOS『TJ-01』、ホールマーケティングAIエージェント『サイトセブン FAN+(ファンタス)』がお披露目された。
展示会場でまず目を引いたのが、データランプ最新作『BiGMO XCEL』だ。『BiGMO PREMIUM Ⅱ』がさらに進化した同製品は、業界最大の21.5インチを誇る縦長大型液晶を搭載。その形状を最大限に活かし、表示するデータ領域に明確な役割を持たせている点が特長だ。
下部領域には、遊技するファンに向けた詳細な各種機種データを配置。中部領域では、回遊客向けに出玉感をアピールできるよう、持ち玉演出を行う。『BiGMO PREMIUM Ⅱ』では持ち玉演出と遊技データの同時表示が出来なかったが、同製品なら同時表示が可能となっている。そして上部領域はスペック表示や機種POPの役割を持たせている。表示内容はダイコク電機のホールコンピュータとCPU連動しているため、POP差し替え作業が不要で、スタッフの省力化も実現する。
次に特設ブースを設けていたのが、シームレスセルフPOS『TJ-01』だ。同製品は精算機と景品POSの一体型となっているため、精算+交換を1台で完結する。初めて使う場合でも簡単に操作を完結できる仕様にこだわっており、搭載した大型液晶による案内に加え、アバターコンシェルジュが操作を徹底サポート。カウンターのオールセルフ化の鍵を握る革新的POSがいよいよ登場する。
そして、自店の常連客を着実かつ確実に増やすための新サービスとして提案されていたのが「サイトセブン FAN+(ファンタス)」だ。これは、サイトセブン公式LINEを通じて、伝えたい情報を伝えたいユーザーに届けるもので、同社初の集客支援サービスとなる。
ユーザー側は、サイトセブン公式LINEのメニューから、情報を得たいホールの会員カード番号を連携すれば準備OK。そうすると、ユーザー毎の嗜好に合わせたオススメ機種の提案や、ホールのオススメ日の稼働・機種データなどがレコメンド配信される。こうしたデータコンテンツはサイトセブンAIが自動生成するため、運用するホール側で情報作成は不要だ。
加えて、会員特典に新たな価値を与えるのが「マイレージクラブ」機能。公式LINE上で引けるガチャ(1日1回)や、会員連携したユーザーに届く新台評価アンケートへの回答などでマイルを貯めることができ、貯めたマイルは楽天EdyやPonta、nanaco等の電子マネーに交換可能となる。
そのほか展示会では、掲載店舗数が4,400店舗を突破した商圏分析サービス「Market-SIS」や、新たにAIアシスタント機能を搭載したクラウドチェーン店管理システム「ClarisLink」、35年振りにフルリニューアルを予定している「DK-SIS INFINITY」(参考出品)などもアピールしていた。
今回の展示会のテーマは「FINDOOR~つながり、ひろがる。未来への扉~」――。次世代の製品やサービスを通じて、ホール経営・営業に新たな可能性を見出す製品群を前に、ホール経営者・幹部などの来場者たちは熱心に説明に耳を傾け、実際に体感した。
同展示会&セミナーの開催日程は以下の通り。
●名古屋会場
5月16日(金)/名古屋東急ホテル
●福岡会場
5月20日(火)/ホテルニューオータニ博多
●大阪会場
5月28日(水)・29日(木)/スイスホテル南海大阪
●東京会場
6月4日(水)・5日(木)/品川プリンスホテル
▼ダイコク電機 展示会&セミナー申込URL
https://miraigate2025.daikoku.co.jp/register
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パチンコホール企業が過去10年で半減 長期的な淘汰の流れ続く【音声解説あり】
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2025-06-13
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